朝ドラ・徳永助教授の名セリフに、SNS感動「沁みる…」

裕福な造り酒屋で生まれ育った主人公が、激動の時代を天真爛漫に生き抜く連続テレビ小説『らんまん』(NHK朝ドラ)。7月10日放送の第71回では、植物学教室で波乱が起こるシーンが描かれた。

ひきしまった表情で思案する万太郎(神木隆之介)(C)NHK

植物の名付け親になるべく、誰もが認めるような図鑑を作ることを決める万太郎(神木隆之介)。妻の寿恵子(浜辺美波)は図鑑作りに賛成するものの、万太郎が夜も印刷所に通うことを知り、複雑な心境となる。

植物学教室では、2年の学生たちが標本作りをすることに不満を抱き、藤丸(前原瑞樹)・波多野(前原滉)と口論に。さらに、田邊教授(要潤)は動物学教授の美作(山本浩司)から嫌みを言われた苛立ちから、講師の大窪(今野浩喜)にあたってしまうのだった。

望んで植物学教室に入ったわけではない学生たちが、標本作りに追われることへの不満を口にするシーンが描かれた今回の放送。そんな後輩たちをもどかしく思う藤丸と波多野に対し、徳永助教授(田中哲司)が言った、「どうやってここに来たかは問わない。だが、そこから変わっていけるかどうかだ」というセリフが話題となった。

英語が苦手で日本文学を愛しながらも、西洋化を進めようとする田邉教授の植物学教室に在籍する徳永助教授のセリフだけに、SNSでは「徳永助教授めっちゃ良いこと言ってたな」「徳永助教授が言うと重みがあるね・・・」「徳永助教授への好感度が上がり続けている」など感動する声があがった。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。7月11日放送の第72回では、寿恵子が万太郎の願いを叶えるため、「大畑印刷所」にある頼みごとをする。

文/つちだ四郎

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