基準値の約10倍の“レジオネラ菌”検出 健康増進施設の風呂から  愛媛・今治市

愛媛県今治市は10日、市営の健康増進施設「クアハウス今治」の男湯の内風呂から、レジオネラ菌が検出されたと発表しました。

今治市によりますと、施設が6月26日に実施した検査で、基準値の約10倍のレジオネラ菌が確認されたということです。

女湯の内風呂も同じ配管ですが、こちらからは検出されなかったということです。

レジオネラ菌の潜伏期間は2~10日で、感染すると倦怠感や頭痛、発熱などの症状が見られますが、6月26日から結果が判明する10日までに入浴した男女延べ6569人から、現在のところ健康被害の報告は寄せられていないということです。

今治市は原因を調査すると共に、配管清掃も進め、レジオネラ菌の未検出が確認されるまで、男女の内風呂を休止することにしています。

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