セルティック主将マクレガーが新契約にサイン! 自身に先んじて延長の古橋&前田を称賛

[写真:Getty Images]

セルティックは10日、キャプテンを務めるスコットランド代表MFカラム・マクレガー(30)との契約を2028年6月30日まで延長したことを発表した。

現行契約を新たに2年延長し、2028年での残留が決定したマクレガーは、クラブ公式を通じて新たな決意を語った。

「契約を延長できるのは素晴らしいことだよ。以前にも触れたように、このクラブは僕にとってとても大きな意味があり、ここ数シーズンの成功がそれを確固たるものにした」

「クラブも前に進むのに最適な場所にいると感じているし、クラブが延長をオファーしてくれたときは本当に嬉しかったよ」

「ブレンダン(・ロジャーズ)はトップマネージャーであり、僕は以前彼と一緒に仕事をし、そのプレーヤーたちのグループ、ときわけ僕ら同じような若くてハングリーなグループに対して、彼が何をしてきたか、そして彼が僕らをどのように進歩させ、導いてくれたかを見ることができて嬉しかった」

「彼の個性が今の土台にさらなる活力を与え、クラブは本当に強い立場になるはずだ」

「ここ数年、僕らは素晴らしい仕事をしてきたけど、それを生かして前進し続けることが重要だ。フットボールでは常に進歩を続け、さらに良くなる必要があるからだ」

「その成功をできるだけ長く続けたいと思っているよ。以前、このクラブのプレーヤーたちが自分に寄せてくれた信頼について話したけど、ピッチに立つたびにその信頼に応えたいと思っている。彼らは僕自身にとっても家族にとっても素晴らしい存在なんだ。素晴らしい人生といくつかの素晴らしい思い出を与えてくれた」

「セルティックファンと一緒に僕らが達成したことは、僕にとっても永遠に残る思い出だ。僕がフットボールをしたい場所はただ一つ、それがここなんだ」

また、セルティックのピッチ上での指揮官は、自身に先んじて新契約にサインしたFW古橋亨梧とFW前田大然の日本代表2選手にも言及。その存在の大きさを認めている。

「キョウゴはクラブの門をくぐって以来、驚異的な活躍を見せてくれている。そして、彼が契約を延長してくれたことは素晴らしいことだよ」

「それはつまり、彼がこのクラブがどこまで行けると考えているのか、そして自分のキャリアの観点からどこまで行けると考えているのかを推し量ることができる」

「ダイゼンも加入以来、信じられないほど素晴らしい活躍をしているよ。だから、彼ら2人の契約延長はクラブにとってとても前向きな契約だと思う。このグループにとって2人は重要な存在でもあるし、僕らのクラブがどの立ち位置にあるかを、みんなに正確に伝えるものだと考えているよ」

9歳のころにセルティックのアカデミーに加入したマクレガーは、2013年7月にファーストチームに昇格。1年目はノッツ・カウンティへのレンタル移籍を経験したが、2014-15シーズンから9シーズンに渡ってファーストチームでプレー。

ここまで公式戦420試合に出場し、62ゴールを記録。世界記録となる通算5回の国内3冠を含め、20個のトロフィーを獲得。2021-22シーズンからはスコット・ブラウンからフープスのキャプテンを継承した。

卓越した戦術眼と献身性、リーダーシップに優れるセントラルMFは、2021-22シーズンのスコットランドPFA年間最優秀選手賞に加え、直近2シーズンを含め通算3度のスコットランドPFA年間ベストイレブンに選出された実力者だ。

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