ヴァルブエナが4シーズン過ごしたオリンピアコスを退団…「この国でプレーした中で最高の選手の一人」

[写真:Getty Images]

オリンピアコスは10日、元フランス代表MFマテュー・ヴァルブエナ(38)の退団を発表した。

マルセイユやフランス代表で活躍した“小さな巨人”は、マルセイユ退団後、ディナモ・モスクワやリヨン、フェネルバフチェと国内外のクラブで活躍。その後、2019年夏にギリシャ屈指の名門へ加入。

在籍4シーズンで公式戦150試合に出場し、18ゴール43アシストを記録。2019–20シーズンから2021–22シーズンまでのリーグ3連覇に貢献した。ただ、2022-23シーズンは公式戦29試合で4ゴール4アシストとややピッチ内での存在感を失っていた。

それでも、オリンピアコスはその卓越したテクニックとリーダーシップでチームの攻撃をけん引してきたベテランMFの退団に際して、エモーショナルなメッセージでこれまでの献身を称えている。

「私たちのキャプテン! 素晴らしい勝利をありがとう! ピッチ内外でのあなたの才能とクオリティ、ファイティングスピリットとライオンの心! あなたは私たちの国でプレーした中で最高のプレーヤーの一人でした」

「そしてあなたはオリンピアコスの赤と白のシャツを威厳を持って着こなしました。これは私たちの間の別れではありません。すでに合意したとおり、私たちの道はすぐに再会します。ピレウスは今もこれからもあなたの家です。あなたは私たちの一員です!」

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