ムニエ、ドルトムント退団が決定的に…新天地は母国ベルギーが有力

[写真:Getty Images]

ドルトムントのベルギー代表DFトーマス・ムニエ(31)が、クラブ・ブルージュへの移籍が迫っているようだ。

190cm超えの長身右サイドバックとして知られるムニエ。果敢な攻撃参加を持ち味とする重戦車は4年間在籍したパリ・サンジェルマン(PSG)を経て、2020-21シーズンからドルトムントでプレーしている。

その実力は誰もが認めるところだが、ケガも多く、昨シーズンまでの2年間は主力の座を守りつつもフル稼働できず。昨シーズンは頬骨の骨折や筋肉系トラブルによる離脱が長引き、公式戦18試合の出場に留まることとなった。

契約も残り1年となっているベテラン選手は他クラブには魅力的に映っている模様。今夏にもアストン・ビラ、ナポリ、インテル、ミランからの関心が報じられていたが、ドイツ『キッカー』によれば、ムニエは母国の強豪クラブ・ブルージュと3年契約+1年の延長オプションで個人合意に至ったとのこと。

なお、ドルトムントを率いるエディン・テルジッチ監督の構想外になっているとも報じられており、クラブは300万ユーロ(約4億7000万円)という安価な移籍金で売却を容認する方針とのことだ。

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