【インドネシア】食品ガルーダフード、伝統生薬の販売に参入[食品]

インドネシアのスナック類製造大手ガルーダフード・プトラ・プトリ・ジャヤは、伝統生薬ジャムーの販売事業に進出すると発表した。子会社で飲食品販売会社のシナールニアガ・スジャトラ(SNS)が手がける。

ガルーダフードが7日、インドネシア証券取引所(IDX)に子会社の新規事業に関する情報を開示した。それによれば、新規事業への進出にあたり、昨年12月31日に事業化調査を実施した。2027年までの財務面での影響などを加味して、新規事業への参入が妥当と判断した。

8月15日に開催するガルーダフードの臨時株主総会で株主の承認を得る予定。

インドネシア国内のジャムー製造業界では、インダストリ・ジャム・ダン・ファルマシ・シド・ムンチュルが最大手。22年12月期の連結決算では、売上高は前期比3.9%減の3兆8,655億ルピア(約363億円)、純利益は12.4%減の1兆1,047億ルピアとなり減収減益だった。

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