九州は雨がやんでも土砂災害に警戒を

きょうは午前中は日差しがあっても、午後は前線に近い日本海側を中心に広く雷雨となるおそれがあります。大雨の災害があった九州北部は雨はほとんど降らない予想ですが、天気が回復しても土砂災害には警戒が必要です。
土砂災害の前兆に「石が落ちてくる、濁った水が噴き出す、木が傾く、土が腐ったような臭いがする」などがありますが、これはすでに土砂災害が始まっている状態かもしれず、前兆が無くいきなり災害が発生するおそれもあります。
この先は金曜日ごろにかけて日本海側を中心に不安定な空模様が続き、土日は青空の広がる所が多いため、太平洋側などは梅雨明けも近いかもしれません。

気象予報士・益山 美保

画像について:11日午前5時50分の衛星画像。

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