男女遺体、身元が判明した…住宅で発見 目立った外傷なし 女性は事務員、出勤せず異変を感じた同僚

男女の遺体は父娘と判明

 埼玉県三郷市内の集合住宅で男女の遺体が発見された事案で、吉川署は8日、男女が父(87)と事務員女性の娘(48)と判明したと発表した。

 同署によると、父娘は2人暮らし。同署は2人が死亡した経緯を調べている。

■娘の勤務先、出勤せず異変感じた同僚(以下、遺体発見時の記事 7月9日配信)

 8日午前11時12分ごろ、三郷市彦成4丁目の集合住宅居室内で、男女2人が死亡しているのを駆け付けた消防隊員が発見した。この部屋は男性(87)と女性(48)の2人暮らしで、連絡が取れていないという。8日に女性が出勤しなかったことを心配した職場の同僚が訪問し、応答がなかったため管理人に相談し発見につながった。父と娘とみられる。

 吉川署によると、男性は廊下にあおむけで倒れていて、女性は付近で死亡していた。2人とも目立った外傷はなく、第三者が介在した可能性は低いという。

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