ブライトン近郊の動物園にペンギンの「ミトマ」が登場

写真:地元ファンに愛されるがゆえの“名誉”にあずかった三笘 ©Getty Images

日本代表MF三笘薫が所属するブライトンが、クラブ公式ウェブサイトでほのぼのとしたニュースを伝えている。本拠地ブライトンの近郊にある動物園「ドルシラス・パーク」に新たにお目見えした10羽のフンボルトペンギンに、ブライトンの選手や監督の名前が付けられたというのだ。

これらのフンボルトペンギンは、それぞれ「デ ゼルビ」、「スティール」、「ウェブスター」、「ダンク」、「マーチ」、「グロス」、「ミトマ」、「フェルトマン」、「エンシソ」、「ファーガソン」と名付けられたという。

2022-23シーズンの主力選手で現在も所属している選手からは「エストゥピニャン」や「ウェルベック」、「ララーナ」などが漏れているが、「ミトマ」がいるのは日本のファンにとっては喜ばしいところだろう。

ペンギンにブライトンの選手たちの名前が付けられたことを受け、クラブからは早速マスコットの「ガリー」がペンギンたちを表敬訪問したようだ。

ドルシラス・パークのビジターサービスマネージャーであるカーラ・リー氏は、ペンギンにブライトンの選手の名前を付けた理由を次のように説明している。

「フットボールクラブは地元コミュニティーの重要な部分を占めていますし、私はブライトンの大ファンです。選手たちに敬意を表するために、ペンギンに彼らの名前を付けるのはグッドアイデアだと思いました」

また、リー氏は「10人の監督・選手に絞るのは本当に大変でした。監督がスターティングイレブンを選ぶ時の気持ちが分かりました」と命名の苦労を振り返った。

また、マネージングディレクターであるオリー・スミス氏は「ブライトンの街にはクラブのユニフォームを着た子どもや大人が大勢いる。彼らがペンギンを見たいと思ってパークに来てくれるようになるといいね」と語り、「飼育員は、訪問者からの質問に答えられるよう、クラブの歴史を知る必要があるかもしれない。ブライトンが昨シーズンどれだけの成績を収めたのか、なぜこれらの名前が選ばれたのかを知っておかなければならないね」とのスタッフに“勉強”を求めた。

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