東証、午前終値3万2279円 反発、割安感で一時200円超高

 11日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は6営業日ぶりに反発した。前日終値からの上げ幅は一時200円を超えた。前日までの5営業日で計1500円超値下がりしたため、割安感の出た銘柄を買う動きが広がった。

 午前終値は前日終値比90円15銭高の3万2279円88銭。東証株価指数(TOPIX)は2.91ポイント高の2246.24。

 前日の米国市場で、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ懸念が和らぎ、株価が上昇。11日の東京市場も流れを引き継ぎ、半導体製造に関連する銘柄を中心に買い注文が膨らんだ。

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