「紅茶の街」で苦みスッキリ紅茶ビール 宇都宮のオリスクで初フェス

紅茶ビールなどを味わったビアンティフェス

 【宇都宮】「紅茶の街」の宇都宮で紅茶味のクラフトビールを醸造・販売し、街なかを盛り上げるイベント「オリオンdeビアンティフェスwithオリスク酒造+ミヤラジ」が7日、江野町のオリオンスクエアで初めて開かれた。

 新たな祭りを創設しコロナ禍で元気がなくなった街を活性化しようと、有志約20人で構成する「グループUFO」が主催。紅茶ビールはこの日限定で、同会と曲師町の紅茶専門店「Y’s tea(ワイズティー)」、新里町の「ろまんちっくむらブルワリー」が共同で醸造した。

 会場では紅茶ビールをはじめ市内醸造のクラフトビールや日本酒、紅茶などが販売され、にぎわった。上大曽町、会社員大野正和(おおのまさかず)さん(40)は「紅茶ビールは、紅茶だけどビールという感じでおいしい。苦みがすっきりして飲みやすいですね」と味わっていた。

 代表の山田義治(やまだよしはる)さん(69)は「若者から高齢者までたくさんの人に来場してもらい、夢がかないました」と話していた。

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