富山県南砺市利賀地域で10月、特産のそばを楽しんでもらうイベント「南砺利賀新そば祭り」が初めて開かれる。香り高い新そばを手打ちで提供するほか、イワナの塩焼きや五平餅などを販売し、地域の魅力を発信する。
今月、地元住民らでつくる実行委員会(野原宏史会長)が決めた。新型コロナウイルスの影響で冬恒例の利賀そば祭りは4年連続で中止。除雪など会場設営費の増大や人手不足で従来規模での再開が難しい中、運営がしやすい秋の催しを試みる。冬の祭りも規模縮小などで再開を目指すという。
「南砺利賀新そば祭り」(北日本新聞社共催)と銘打ち、10月21、22日に利賀国際キャンプ場周辺で開く。富山そば研究会の会員らがそばを打ち、利賀や八尾に加え、信州ひすいそば(長野県)などブランドそばの食べ比べが楽しめる。