職場トイレ、自認する性で使用可能の初判断

 戸籍は男性で、女性として暮らす性同一性障害の50代経済産業省職員が省内で女性用トイレの使用を不当に制限されたとして、国に処遇改善を求めた訴訟で最高裁は11日、制限を認めないとの判断を示した。性的少数者の職場環境の在り方を巡る最高裁の初判断。

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