ウェストハムがウォード=プラウズに36億円のオファー準備も、サウサンプトンは倍額要求

[写真:Getty Images]

ウェストハムがサウサンプトンのイングランド代表MFジェームズ・ウォード=プラウズ(28)へのオファーを準備しているようだ。

サウサンプトンの下部組織出身であり、2012年夏にファーストチームへ昇格して以来、クラブ一筋を貫いているウォード=プラウズ。プレミアリーグ屈指のキッカーと評価されるチームのキャプテンは、昨シーズンもプレミアリーグ全38試合に出場し9ゴール4アシストを記録したが、チームはプレミアリーグ最下位で降格が決定した。

サウサンプトンとの契約を2026年夏まで残すウォード=プラウズだが、選手本人はプレミアリーグでのプレー続行を希望。ウェストハムやフルアムなど、多くのクラブが関心を示している。

そんな中で、イギリス『デイリー・メール』によると、ウェストハムが移籍金2000万ポンド(約36億2000万円)のオファーを用意しているとのこと。ウェストハムは主将のイングランド代表MFデクラン・ライス(24)のアーセナル移籍が間近に迫っており、中盤の補強を模索している。

ただし、サウサンプトンはウォード=プラウズに4000万ポンド(約72億5000万円)の値札をつけており、安売りする気はなし。フルアムもオファーを準備していることから、争奪戦によってさらに値段が上がる可能性も考えられる。

なお、サウサンプトンはリバプールやアーセナルが獲得を狙うベルギー代表MFロメオ・ラヴィア(19)についても、5000万ポンド(約90億7000万円)の値札をつけて抵抗。チャンピオンシップ(イングランド2部)降格となりながらも、移籍市場で強気な姿勢を示している。

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