通年の来港者3000万人を楽観

香港の観光業は正常化が進み、間もなく書き入れ時の夏休みシーズンに入る。7月9日付香港各紙によると、香港政府観光局(HKTB)の程鼎一・総幹事は「香港観光業の回復状況は理想的」と述べ、6月の来港者数の初歩的な統計は275万人で新型コロナ禍前の55%余りに達したことを挙げ、今年通年の来港者数は3000万人に達することを楽観している。ただし空港や航空輸送力など、観光に関連する多くの業界はまだ回復を待たねばならないと指摘。海外の航空会社が香港へのフライトを再開しているものの、コスト、空港、ホテルの受け入れ能力など多くの問題が存在しており、ホテルの使用可能な客室数も新型コロナ前に比べて少なく、業界は積極的に人手の問題解決に当たっていると述べた。

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