新月9『真夏のシンデレラ』トンチキ展開にツッコミ続出…広瀬アリスは王道ストーリーを絶賛と賛否真っ二つ

男勝りなサバサバガール蒼井夏海役の森と、建築家を目指す優等生の水島健人役の間宮

※この記事ではドラマ本編の内容に触れています。

7月10日にスタートした森七菜(21)と間宮祥太朗(30)がW主演する月9ドラマ『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)。各メディアによれば、30分拡大で放送された初回の平均世帯視聴率は6.9%、個人視聴率は4.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったという。

「月9ブームの火付け役となった『東京ラブストーリー』(’91年)を筆頭に、90年代〜00年代初頭まではトレンディドラマが主流でした。最近では医療やミステリーが続いていましたが、’16年7月期の『好きな人がいること』以来のラブストーリーとなり、期待が高まっています」(テレビ局関係者)

本作は、真夏の海を舞台に男女8人の恋模様を描いた王道ラブストーリー。海の町で生まれ育った蒼井夏海(森)は、サップのインストラクターと兼ねて父親の食堂を手伝う女の子。サップ体験に訪れた水島健人(間宮)と出会い、互いの友人たちとパーティーを開いて仲を深める。

一方で、夏海は密かに思いを寄せていた幼なじみの牧野匠(神尾楓珠)に告白するも、「女として見たことがない」と振られてしまう……。落ち込んだ気持ちのなか、夏海は健人と再会を果たすことに。エンディングでは、夏海の誕生日をサプライズで祝うため、パーティーのメンバーが集合。その際、夏海のサンダルのパーツが切れてしまい、健人が新しいサンダルを夏海の足に履かせるという“恋の予感”が描かれた。

ガラスの靴によって王子様と結ばれる「シンデレラ」のストーリーさながら、“タイトル回収”となった第一話。Twitterではトレンド1位となり、《これでもか!ってくらい夏を詰め込んだキラキラの月9が帰ってきた》《戻ってきた月9、これぞ求めてた王道青春胸キュン》との声が。広瀬アリス(28)も、《真夏のシンデレラいいわぁ〜〜夏だねぇ〜〜》と絶賛していた。

だが一方で、ネット上では演出や展開に“ツッコミ”も相次いでいるのだ。

《期待を裏切らないトンチキじゃん…震える》
《『真夏のシンデレラ』5分に1回ツッコミ展開が待ち構えてるな。花火の音に驚いて夜の海に落ちるのとかよく思いつくな》
《真夏のシンデレラ、開始5分で男が女の子の顔やスタイル、身長を馬鹿にした上、東大卒を自慢する男が出てきて、時代への逆行感がハンパない。 その後も肩ぶつかったくらいで慰謝料請求してくるヤンキーとか、これ、20年前の話ですか?》

「例えば、健人の友人・守(白濱亜嵐)が道端でチンピラの肩にぶつかって絡まれたり、夏海の友人・理沙(仁村紗和)が花火の音に驚いて夜の海に落ちたり、何かと先が読める漫画のような演出が目立つのです。

本ドラマは市東さやかさんが手がけたオリジナル脚本で、原作などはありません。また、プロデューサーによる“出演者同士の空気感や視聴者の反応を反映しながら結末を決める”という、異例の方針を取っています。初回からツッコミどころ満載なため、視聴者がSNSで感想を呟きながら見ることをあえて狙っているのかもしれません」(前出・テレビ局関係者)

果たして今期一番の人気ドラマとなるか、それとも?!

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