給食に岡山県産アユの塩焼き/高梁川漁協が倉敷市の多津美中学校へ無償提供【倉敷市】

岡山県産アユの消費拡大を図ろうと、倉敷市の多津美中学校で7月11日、給食にアユが振る舞われました。
給食の食卓に上ったのは、アユの塩焼きです。
高梁川漁業協同組合が育てた養殖アユで、体長は20センチ近くあり、全校生徒らに670食分が無償提供されました。
岡山県内では高梁川漁協だけが養殖アユを生産。2018年の西日本豪雨で養殖施設が壊滅的な被害を受け生産量が激減したものの、昨年は災害前の250万匹まで回復しました。
今回は高梁川流域の子どもたちに、これから旬を迎えるアユを味わってもらい、消費拡大につなげようと岡山県が企画しました。
この日は給食の前に、岡山県や漁協の職員が3年生のクラスで出張授業を行い、アユの生態や食べ方、養殖方法などを、実際にアユを手に取り、スライドなどを使って説明しました。

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