ヒロシマの心を言葉を超えて広く訴えることしの「ヒロシマ・アピールズ」ポスターが11日、お披露目されました。
巨大な人差し指が、まち・文明を押しつぶす寸前の様子がデザインされています。
2023年で27作品目となる「ヒロシマ・アピールズ」ポスターを制作したのは、神奈川県出身のグラフィックデザイナー・中村至男 さんです。中村さんは、これまでユニークな世界観を絵本などで表現してきました。
5月のG7広島サミットで各国首脳が、広島市の平和公園を訪れている映像から、「核兵器は人間の所業に他ならない。人が起こすことは人が止められる」と強く感じ、およそ5か月間かけて作品を完成させました。
グラフィックデザイナー 中村至男 さん
「世界のものの見方や認識を考え直すきっかけになれば」
ポスターは、広島市の施設や市立の中学校・高校などに配布されるほか、原爆資料館で一般販売もされる予定です。
