きょう11日は、きのうの予想より日差しが出た時間が長かったこともあって気温が予報よりも上がりました。
最高気温は大竹市で34.8℃と猛暑日目前の厳しい暑さでした。ことし県内で最も高い気温です。また、県内19の観測点のうち14地点で30℃以上の真夏日となりました。
一方、午後は山沿いの一部でにわか雨が降った所がありました。
あす12日は、午後を中心にきょうよりも広い範囲でにわか雨が降るおそれがあります。日本海の前線に向かって暖かく湿った空気が入る一方で、西からは上空の高い所に寒気を伴う気圧の谷が進んでくるため大気の状態が非常に不安定となるためです。
あす12日の発雷確率をみると、午後を中心に非常に高くなっています。午後はあちことで雨雲がわきやすくなります。一時的にザッと強い雨が降りそうです。雷を伴って激しく降るおそれもあるため、空の急変には十分注意してください。
あす12日の気温は、広島市中区の最低気温は26℃の予想で、夜中から朝にかけてもあまり下がらず熱帯夜となる見込みです。北部でも気温の下がりは鈍い見込みです。
昼間の気温は、きょうより2~3℃気温は低いですが、30℃近くまで上がる所もあり蒸し暑さを感じるでしょう。
雷雨が降る前は一時的に気温が下がります。冷たい風が吹いてきたら積乱雲が近づくサインです。レーダーなどで雨雲の動きを確認して、うまくやり過ごしてください。
