宇都宮で激しい雨や落雷 県内11日夜遅くにかけ土砂災害などに警戒 宇都宮地方気象台

宇都宮市内で確認された落雷=下野新聞本社屋上(動画から切り抜き)

 宇都宮地方気象台は11日午後4時38分、「大雨と雷および突風に関する栃木県気象情報」を発表した。県内は11日夜遅くにかけてと12日午後、局地的に激しい雨や非常に激しい雨が降る見込み。気象台は低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水に警戒し、落雷、竜巻などの突風、降ひょうに注意するよう呼びかけている。

 県内では11日夕方ごろから、ところにより激しい雨が降った。宇都宮市内でも一部で、非常に激しい雨や落雷が確認された。

 気象台によると、予想よりも雨雲が発達した場合には警報級の大雨となる可能性がある。降ひょうの恐れもあるため、農作物の管理にも注意が必要という。

 11日から12日にかけて予想される1時間降水量は多い所で50ミリ。12日午後6時までに予想される24時間降水量は多い所で80ミリ。13日午後6時までに予想される24時間降水量は50〜100ミリの見込み。

土砂降りの雨で煙る宇都宮市街=11日午後6時35分、同市昭和1丁目
大雨の影響でマンホールがずれたままの道路=11日午後6時55分、宇都宮市昭和1丁目
大雨の影響でマンホールがずれたままの道路。警察官が交通整理に当たった=11日午後6時55分、宇都宮市昭和1丁目(画像は一部を修正しています)

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