唐田えりか“不倫先輩”広末から心配も…主演映画がまさかのロングランヒット

「自分でもヒドいなと思いました(笑)」

オムニバス映画『無情の世界』の1編『真夜中のキッス』で、主演を務めた感想を舞台挨拶でこのように語った唐田えりか(25)。

同作品の唐田は、自らが犯した取り返しのつかない事態から逃げようと、深夜の街を駆け巡るという“悪女役”に挑戦している。

ご存じの通り’20年1月に『週刊文春』で東出昌大(35)との3年にわたる不倫関係が報じられ、直後から出演予定作品が軒並み降板となった唐田。その後、’21年9月に女優業を再開し、昨年11月には『の方へ、流れる』で3年ぶりの映画主演も果たすなど、徐々に復帰していた。

しかし、本作公開に際して行われたニュースサイト「ENCOUNT」のインタビューで、自らの約1年半の女優休業期間について振り返り、《あの時間がなかったら、今の役、今の感情に繋がっていないので、本当にたくさんのことを学びましたし、知らなきゃいけなかった時間だったと思っています》と語り、“身から出た錆”などとの批判を浴びていた。

そんな唐田を心配していたのが、不倫騒動で渦中の広末涼子(42)だ。

「『週刊文春』で鳥羽周作シェフとの不倫が報じられて以降、一向に収まる気配のない騒動ですが、皮肉にも唐田さんの舞台挨拶の前々日に発売された同誌には広末さんのインタビューが掲載。その中には、“今の事務所社長のやり方では、私の大好きな(同じ事務所の)戸田恵梨香(34)や唐田や有村架純(30)を守っていけないんじゃないか”と話しており、広末さんの口から同じ事務所の後輩である唐田さんを心配していたことが明らかになったのです」(芸能記者)

不倫騒動を起こした先輩から心配される唐田だったが、意外にも気を吐いているようだ。

「じつは、『無情の世界』が、オムニバス映画としては異例の“ロングランヒット”になっているのです。同作品は6月23日から公開されているのですが、単館上映にもかかわらず『新宿シネマカリテ』での上映が予定より1週間延長されたのです。観客の推移によっては、さらに“再延長”される可能性もあります」(映画関係者)

かつては注目の若手女優と評されながらも、東出との不倫騒動で停滞している唐田には嬉しい誤算だが……。

「ちょうど広末さんの騒動が勃発していた中で行われた舞台挨拶には単館作品ではありえない約30社もの取材陣が来ました。そういった宣伝効果もあり、観に来るお客さんが増えたのではないでしょうか。

もちろん唐田さんは演技をやらせたら若手女優の中でも透明感はトップクラスですし、この“広末効果”を再出発の起点としたいところでしょうね」(前出・映画関係者)

今年中にはNetflixで公開予定の『極悪女王』にも出演するといわれている唐田。先行きがまったく見えない先輩にとって代わり、再ブレイクとなるか――。

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