コルウィルがチェルシーでの成長に意欲、U-21欧州選手権制覇でみなぎる自信「PSMについて行きたい」

[写真:Getty Images]

U-21イングランド代表DFレヴィ・コルウィル(20)がチェルシーでのさらなる成長に意欲を見せた。

コルウィルはチェルシーの下部組織で育ったセンターバック。現在までにファーストチームでの出場歴はないが、ブライトン&ホーヴ・アルビオンへレンタル移籍した昨シーズンの活躍が高く評価されており、リバプールからの関心も報じられている。

ブライトンへのレンタル期間はすでに終了しており、7月からは正式にチェルシーのファーストチームの一員に。イギリス『ミラー』によると、U-21欧州選手権2023を戦い終えたばかりのコルウィルは、チェルシーでの成長に意欲を見せているという。

「話すべき人たち全員と話し、そして家族とも話し、最後に結論を出したい。僕は公式戦のピッチに立つことを目標としなくてはならない。願わくばチェルシーのプレシーズンマッチについて行きたいね」

一方で「選ばれれば光栄だよ」と、ガレス・サウスゲイト監督率いるA代表への初選出という目標も。コルウィルは優勝したU-21欧州選手権で決勝戦までの6試合中5試合にフル出場。かけがえのない経験を積んだようだ。

「選手たちは皆、一歩前へと進むためにトアをノックし続けた。相手のプレーヤー全員に注意を払うべき試合が続いたよ」

「このチーム(U-21イングランド代表)における僕たちは、単なる1人の選手以上の存在だったと思う。もしかしたら過去のイングランドには欠けていたメンタリティを持ったチームだったかもしれない…素晴らしい選手が揃っているだけではなかったことは確かだ。このチームが大好きだよ」

チェルシーは今夏セネガル代表DFカリドゥ・クリバリ(32)、スペイン代表DFセサル・アスピリクエタ(33)が退団。最終ラインが大幅に若返ることとなる。38歳の重鎮・ブラジル代表DFチアゴ・シウバから学び、そして同世代のフランス代表DFヴェスレイ・フォファナらと定位置を争うコルウィルに期待したい。

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