来年フリーで移籍できる?契約残り1年のスーパースターベスト11

ついに始まった夏の移籍マーケット。多くの選手の去就が話題になるが、注目しなければならないものの一つが「契約期間が残り1年になった選手」。

来季になったらフリーで退団する可能性があるということで、クラブとしては「移籍金を取って売るか、あるいは1年プレーしてもらうかわりにフリーで退団することを許すか」の選択肢を突きつけられる。

今回は「来年になったらフリーで退団するかもしれないスーパースターのベストイレブン」をご紹介する。

GK:ダビド・ラヤ

クラブ:ブレントフォード

国籍:スペイン

昨季のプレミアリーグで9位と好成績を残したブレントフォード。その中で12回のクリーンシートを達成したのがダビド・ラヤだ。クラブ側は4000万ポンド(およそ72.56億円)を要求していると言われるが、契約が残り1年だけにギリギリになれば値下げも厭わないとも。

DF:カイル・ウォーカー

クラブ:マンチェスター・シティ

国籍:イングランド

2024年には有力なサイドバックが何人かフリーエージェントになる可能性があり、その筆頭と言えるのはもちろんマンチェスター・シティの快速DFカイル・ウォーカーであろう。バイエルン・ミュンヘンがこのタイミングでバンジャマン・パヴァールの後釜にしたいと考えているとか。

DF:プレスネル・キンペンベ

クラブ:パリ・サンジェルマン

国籍:フランス

パリ・サンジェルマン生え抜きのセンターバックは昨季11試合の出場に留まり、怪我で多くのシーズンを逃した。契約は2024年までとなっており去就が注目されているが、本人は来季以降も残りたいと考えているとか。

DF:エリック・ダイアー

クラブ:トッテナム・ホットスパー

国籍:イングランド

意見が二分されることもあるが、センターバックでもボランチでもプレーできる便利な選手だ。エリック・ダイアーは昨季も33試合に出場している。トッテナムは新たな3年契約を結びたいと考えているそうだが…。

DF:アレハンドロ・バルデ

クラブ:バルセロナ

国籍:スペイン

バルセロナの左サイドバックを務めてきたジョルディ・アルバが退団することになったバルセロナ。実はそのポジションを争ってきたアレハンドロ・バルデも契約が残り1年となっている。『Sport』は彼がすでに2027年までの契約にサインしたと伝えたが、まだ公式に発表されていない。

右MF:ウスマヌ・デンベレ

クラブ:バルセロナ

国籍:フランス

この数年間移籍の噂が絶えない状況となっているウスマヌ・デンベレ。バルセロナに来てから怪我に苦しめられたが、チャビ・エルナンデス監督の下で復活を見せ、昨季は27試合に出場した。クラブはもちろん契約更新を目指していると言われるが…。

CMF:セルゲイ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチ

クラブ:ラツィオ

国籍:セルビア

長くラツィオで活躍を続けている長身センターハーフのミリンコヴィッチ・サヴィッチ。この数年常にビッグクラブ移籍が噂されてきた彼には、現在ユヴェントスやインテル、サウジアラビアリーグなどから関心が寄せられているという。ただラツィオは4000万ユーロ(およそ62.1億円)を求めており、契約残り1年にもかかわらず強気に出ているよう。

CMF:アドリアン・ラビオ

クラブ:ユヴェントス

国籍:フランス

パリ・サンジェルマンをフリーで退団してユヴェントスへとやってきたフランス代表MFは、クラブとの契約を延長したばかりだ。ところがそれがわずか1年だけだったということで、なかなか複雑な事情が感じられた。

左MF:マーカス・ラッシュフォード

クラブ:マンチェスター・ユナイテッド

国籍:イングランド

マンチェスター・ユナイテッドの新エースであるマーカス・ラッシュフォードも実は2024年で契約が満了を迎える状況だ。ただ、彼の立場を考えればクラブをフリーで退団することは考えにくく、クラブも更新を望んでいるという。もし来年までなんの動きもなければ、なにか重大な問題が起こったとしか考えられない。

FW:ハリー・ケイン

クラブ:トッテナム・ホットスパー

国籍:イングランド

このところは毎年のようにトッテナム退団が噂されているハリー・ケイン。今夏はバイエルン・ミュンヘンが接近していると伝えられている。ただ契約が残り1年ということで、流石に超高額の移籍金は提示されていないようだが…。

FW:キリアン・エムバペ

クラブ:パリ・サンジェルマン

国籍:フランス

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このメンバーの中でも最大の名前である。しかも彼自身はすでに2024年以降の契約を延長しないとクラブに通告しているほか、先日はインタビューでクラブの内情を批判。関係の悪化は明らかなようだ。現在リヴァプールがオファーを送っており、レアル・マドリーは来年夏を待つ方針だというが…。

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