小松のタケダヤ破産開始決定

 帝国データバンク金沢支店によると、アパレル向けのタグやプリントネームなどを販売するタケダヤ(小松市問屋町、武田競代表)は11日までに、金沢地裁から破産手続き開始決定を受けた。同支店は負債額を約1億3300万円とみている。

 同支店によると、タケダヤは1952(昭和27)年創業で、90年2月期の売上高は約8億7千万円を計上した。香港や中国にも現地法人を設立するなどしていたが、コロナで主力のアパレル業界からの受注が低迷したという。

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