山下達郎モノマネで話題、ポセイドン・石川が静岡の納豆メーカーとコラボ「納豆ファンク」に手応え

山下達郎への愛が過ぎ、本家に寄せすぎた歌声、モノマネでバラエティ番組でも活躍したミュージシャンのポセイドン・石川が、静岡の納豆メーカー・冨良食品とコラボした。自身の代表曲「Nattou-Funk」を、ミュージシャンAATAとのコラボ曲「納豆ファンク」に新生させ、〝納豆の日〟である10日、ミュージックビデオ(MV)を公開。19日には配信リリースが行われる。広告ポスターにも自ら登場した。

MVは粘っこくおしゃれでシュールな作品に仕上がった。スウェディッシュポップのザ・カーディガンズを彷彿とさせるAATAの歌声、ケツメイシ「テイクオフ」など多くの編曲・サウンドプロデュースに携わる島田尚(lifetone music)のリアレンジで軽やかに生まれ変わった。

MVは納豆戦士のAATAと闇落ちした旧納豆戦士のポセイドン・石川が納豆を片手に闘うというストーリー。ポセイドン・石川は「この曲はピアノでコードをそぞろ歩きして漠然と浮かんだメロディではなく、自分には珍しく天啓的に閃いたメロディから自然にできた数少ない曲の一つです。〝その時〟がくるまで大事に温めていました。(フライングして数年前自身で歌ってしまっておりますが…)この度、AATAさんという素敵なボーカリストの元へ旅立ってくれた事、非常に嬉しく、関係者の方々に深く感謝し、合掌しております」と感謝した。

さらに「合わせた手の下には今や遅しとこねくり回されるのを待つ、金沢特産野菜・金時草を粘りがでるまで刻んだものを添えたポセイドン家秘伝の納豆が鎮座していた」と、やや蛇足気味に言い加えたポセイドン・石川。山下達郎風「U.S.A」が再生回数106万回を突破し、山下達郎モノマネやCITYPOP芸人としてブレーク。昨年秋から故郷の石川県金沢市に拠点を移し、ミュージシャン、タレントとして活動中。静岡鉄道では冨良食品の広告キャンペーンが実施される。

AATA(左)をボーカルに迎え、「納豆ファンク」を配信リリースするポセイドン・石川

(よろず~ニュース編集部)

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