77歳の米大御所女性歌手 「町の浮浪者」から特徴的スタイルのヒント「息を飲むほど美しいと思った」

カントリー・ミュージック界の大御所、ドリー・パートン(77)が「町の浮浪者」から自身の特徴的なファッションのヒントを得ていたことを明かした。米テネシー州セビア郡で育ち、豊胸に100万ドル(約1億4000万円)を費やしたと語ったこともあるドリーは、安っぽさは「田舎娘が考える華やかさ」だと語った。

デイリー・スター紙にドリーは語っている。「私は、町の浮浪者、郡にいる安っぽい女性をもとにしたの」「漂白したみたいな黄色い髪、真っ赤な口紅、長くゴージャスな赤い爪をして、短いスカートにヒールの高い靴を履いていた。息を飲むほど美しいと思った」「『私は大人になったらこうなりたいー安っぽい感じ』と思ったわ」

ドリーは自分の外見について、いつも冗談で「こんなに安っぽく見えるのには大金がかかる」などと話しており、80歳の誕生日を迎えるにあたって、「良い医者、良い照明、良いメイク」が若さを保つのに役立つとも語っていた。

そんな若々しさと裏腹に、ドリーは最近、ツアーが常に「負担」だと感じてきたことを認め、年齢が自分に追いついてきているとほのめかし、「家から遠く離れる」のが嫌であることから長期間のツアーはもうしないと記者団に語っている。最後のツアーは2016年の「ピュア・アンド・シンプル」公演で、アメリカとカナダの60以上の都市で行われた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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