「笑顔の自画像」で利用者を笑顔に 宇都宮市の平石中央小でLRT・ライトラインの横断幕づくり

 宇都宮市と芳賀町を結ぶLRT、ライトラインが8月開業するのを記念して沿線にある宇都宮市の小学校で11日、児童たちが横断幕の作成に取り組みました。

 横断幕をつくっているのは宇都宮市にある平石中央小学校の全校児童55人です。

 来年度(2024年度)がちょうど創立150周年という節目の年ということもあり、LRTの開業と時期が重なったことからLRTに児童たちが乗るデザインにしました。

 平石中央小学校の校舎のすぐ目の前には線路が開通し、小学校の名前が採用された停留場が全区間で唯一設置されています。

 11日は、大きさタテ25センチ・ヨコ20センチほどの画用紙にLRTの利用者に気持ちよく乗車してもらえるよう、笑顔の自画像を描いたり水彩絵の具や色鉛筆などを使って上手に完成させていました。

 自画像はこのあと業者の手でプリントされ、全長8メートルほどの横断幕に仕上げられるということです。

 完成は8月中旬の見通しで、LRT開業の前日には小学校北側のフェンスに掲示されます。また、開業日には児童たちが始発列車を見送るイベントも予定されています。

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