バイエルンが獲得を目指すトッテナムのイングランド代表FWハリー・ケイン(29)だが、本人は移籍を熱望しているようだ。『ESPN』が伝えた。
トッテナムのエースに君臨し、チームを牽引するケイン。レンタル移籍を繰り返した中、2013-14シーズンから定着。するとその得点力が開花し、3度のプレミアリーグ得点王を記録するなど、屈指のストライカーとして名を馳せている。
イングランド代表でもキャプテンを務めるケインだが、クラブではタイトルに恵まれず。これまでも何度も移籍の噂が上がる中でクラブに忠誠を誓ってきたが、ついに離れる時が近づいている。
関係者によれば、ケインはクラブとの契約を延長するつもりはないとのこと。2024年夏までの残り1年間となっているが、クラブからの延長オファーも首を縦に振らないという。
そして、獲得を目指すバイエルンは2度のオファーをトッテナムに提示。2回目は9400万ユーロ(約144億5000万円)を提示したが、これも通らず。ただ、3度目のオファーを準備しているという。
バイエルンも1年待てばフリーで獲得することも可能だが、今夏の獲得を目指しているとのこと。トーマス・トゥヘル監督もロンドンを訪れ、ケインと話をしてプロジェクトを伝えたようだ。
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督も就任後の初会見でケインの将来について「何も補償できない」とコメント。ただ、ダニエル・レヴィ会長は認めたくない様子だが、バイエルンは1億ポンド(約181億円)まで出す気があるとのこと。バイエルン移籍は時間の問題かもしれない。