「オシムヘンを引き抜けるのはPSGだけ」ナポリ会長はエース売却に310億円を要求か

[写真:Getty Images]

ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、ナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(24)の売却の可能性について言及した。

ナポリの絶対的なエースとして、2022-23シーズンはセリエAで26ゴールを挙げて得点王に輝き、33シーズンぶりのスクデット獲得にも貢献したオシムヘン。今夏の移籍市場ではパリ・サンジェルマン(PSG)やマンチェスター・ユナイテッド、バイエルンなど多くのビッグクラブから関心を寄せられている。

しかし、デ・ラウレンティス会長はエースの売却を徹底して拒否。先月も2025年夏まで契約を残す選手について、法外なオファーが届かない限り放出には応じないと主張していた。

その考えは、現在も変わっていない模様だ。イタリア『メディアセット』に出演したデ・ラウレンティス会長は、唯一PSGのみがオシムヘンを獲得できるクラブだと主張。2億ユーロ(約310億円)の移籍金を提示されれば、売却に応じる可能性があると示唆した。

「オシムヘンがいなくても我々は強力だが、いてくれるに越したことはない。そしてもし彼がいなくなったとしても我々はそれを乗り越え、代わりにきっと優れた選手がやって来るはずだ。とはいえ、私はオシムヘンが残ってくれると信じている」

「オシムヘンを我々から引き離すことができるクラブは、PSGだけだと思っている。もし、(同クラブの会長である)ナセル・アル・ケライフィが2億ユーロ(約310億円)前後の金額を出すと言うなら、我々はそのオファーを評価するだろう」

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