新潟地方気象台によると、北陸地方では7月12日夜のはじめ頃から13日夜遅くにかけて雷を伴って激しい雨が降る所がある見込み。そのため、14日にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、13日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意するよう呼び掛けている。
梅雨前線が、朝鮮半島から東北地方へ延びている。前線は12日夜にかけて東北北部に北上したあと、13日は次第に南下し、朝鮮半島から北陸地方に停滞するとみられる。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、また北陸地方の上空約5500メートルには、13日にかけて氷点下6度以下の寒気が流れ込み、13日にかけて大気の状態が非常に不安定となる見込み。
北陸地方では、13日夜遅くにかけて雷を伴って1時間に30ミリ以上の激しい雨が降り警報級の大雨となる所があるとみている。その後、14日にかけても前線や暖かく湿った空気の影響で警報級の大雨が続く恐れがある。
今後の雨の予想
7月12日に予想される1時間降水量 新潟県 40ミリ 富山県 40ミリ 石川県 40ミリ 福井県 40ミリ
7月13日に予想される1時間降水量 新潟県 40ミリ 富山県 40ミリ 石川県 40ミリ 福井県 40ミリ
7月12日6時～13日6時の24時間降水量予想 新潟県 180ミリ 富山県 150ミリ 石川県 120ミリ 福井県 120ミリ
7月13日6時～14日6時の24時間降水量予想 新潟県 100～150ミリ 富山県 100～150ミリ 石川県 100～150ミリ 福井県 100～150ミリ
※いずれも多い所の予想雨量
（新潟地方気象台、7月12日5時12分発表）
