関東大震災から100年 当時の写真や資料を展示

関東大震災から今年の9月で100年です。都庁では7月10日から、震災当時の写真や資料の展示会が始まり、訪れた人たちは防災への思いを新たにしていました。

この展示会では、関東大震災から100年という節目に、東京都復興記念館などが所蔵している写真や資料70点が都庁で公開されています。震災について学べるパネルが設置されているほか、普段は公開されていない当時の街並みの写真を現在の街並みと比べながら見ることもできます。

記者:「こちらのコーナーでは当時の写真がカラー化され、リアルに感じられます」

100年前の震災を身近に感じてもらおうと、AIを活用して震災当時の避難所や復興前の街の様子をカラー化した写真も展示されています。

来場者:「大した技術だよね、カラー化というのは。リアリティが全然違う」「首都直下地震と言われているが、本当にあす来てもおかしくないということで、身に迫っていることを強く感じる」

東京都の担当者は「防災を重視した都市づくりを知るきっかけにしてほしい」と話しています。

都担当者:「関東大震災当時、どんな状況だったのかなと見ていただきながら、今後の防災都市づくりの大切さを知ってもらおうと考えている」

展示は7月21日まで行われています。(土日祝を除く)

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