【栃木】市藤岡文化会館は23日、太平洋戦争末期の沖縄県警察部長荒井退造(あらいたいぞう)(宇都宮市出身)らを描いた映画「島守の塔」の上映会を開く。全席指定で1枚500円。栃木市内の4文化会館で予約を受け付けている。
「島守の塔」は、沖縄県民の疎開を進めるなどした荒井と沖縄県知事島田叡(しまだあきら)に焦点を当て、命の大切さを描いた作品。2人は沖縄で「島守」と呼ばれる。
劇場以外での有料上映会は県内で初めて。荒井が本県出身であることや市内でも撮影されたこと、命の尊さを考える作品内容から開催を決めた。
上映は午前10時半からと午後2時からの2回。時間は2時間15分。
(問)同文化会館0282.62.4351。