アナウンスはきはき 開会式へリハーサル 高校野球青森県大会

開会式のリハーサルでアナウンスの流れなどを確認する佐藤さん(左)と成田さん

 13日の全国高校野球選手権青森大会の開幕を前に、県高野連は11日、青森市のダイシンベースボールスタジアムで開会式のリハーサルを行った。大会役員や司会を担当する高校生らが式の流れを確認し、準備を整えた。

 リハーサルでは浪岡高野球部の今捷覚(しょうこう)顧問を先頭に、青森工野球部員らが各チームの選手役としてプラカードを手に入場行進。アナウンスを務める弘前高放送部の佐藤毬子(まりこ)さん(3年)と、青森西高野球部マネジャーの成田此那(ここな)さん(3年)が、はきはきとした口調で発声し、本番に備えた。

 今春の選抜高校野球大会(センバツ)の閉会式で司会を務めた佐藤さんは「センバツの時に、お客さんや選手の皆さんなど、原稿の向こうにいる相手を意識して大切に読むということを学んだ。今回も心がけ、エールの気持ちを込めて読みたい」と笑顔。成田さんは「最近原稿をもらい、部活から家に帰ってきた夜からの練習で大変だったけど、ゆっくり読むことを心がけて練習してきた。順延で1日空いたので、もっと完璧に仕上げたい」と意気込んだ。

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