トッテナム加入が決定したイスラエル代表FWマノー・ソロモン(23)が、新天地でのファーストインタビューに答えた。
シャフタール・ドネツクの主力として活躍も、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の影響によって、2022-23シーズンは1年間のレンタル移籍でフルアムでプレーしたソロモン。
シーズン終了後にシャフタールへレンタルバックする形となったが、イングランドでのプレー希望を望んだイスラエル代表FWは、FIFAの特例措置を利用してシャフタールとの契約を解消。フリートランスファーの形でトッテナムと2028年までの5年契約にサインした。
ウエストロンドンからノースロンドンに居を移し、今後もプレミアリーグでのプレー継続が実現した23歳FWは、クラブ公式チャンネル『SPURSPLAY』で意気込みを語った。
「ここに来ることができて本当に興奮しているよ。トッテナムのようなビッグクラブに来ることは、自分にとって夢の実現だ」
「ここではすぐに興奮を感じているよ。プレーヤー、クラブ、ここで何が起こっているのかが分かる。すべてがトップで、最高レベルにある。すべてのフットボーラーはトッテナムのようなクラブでプレーすることを夢見ているんだ。そして今、新しい監督が来て、個人的にはこれからこのクラブにはいくつもの成功のシーズンが訪れると思っているよ」
「チームと監督に会えるのが待ちきれないね。新しい監督の到着によってまた違うことになるだろうね。フットボールはよりアグレッシブに、攻撃的になって、多くのファンを楽しませるはずさ。そういった意味でもシーズンが始まるのが待ちきれないよ」
アタッキングサードで違いを生むソロモンは、チャンスメーカーという印象も強いが、ゴールへのどん欲な姿勢を示す。
「僕はフットボールが大好きなんだ。そして、フットボーラーに『最高の瞬間は何か?』と尋ねたら、ゴールを決めることだと答えると思うよ。そこで感じる感情…。特に昨シーズン、プレミアリーグで初めてゴールを決めたときは、言葉では説明できないものだったよ」
「ケガをした後、いろんな経験を経て、それは別のものになった。トッテナムでもそういった瞬間をたくさん経験できることを願っているよ」
また、イスラエル代表通算35キャップを誇る左ウイングは、加入に際してコミュニケーションを取ったアンジュ・ポステコグルー監督がもたらす新たなスタイルに大きな魅力を感じているという。
「監督と話をして、彼がチーム、とりわけウイングのプレーヤーに何を望んでいるのか、何を要求しているのかを理解したよ。彼が攻撃的なフットボール、プレッシャーを与え、ボールを持ち、ファンを楽しませる本当に攻撃的なフットボールを望んでいることは分かっているよ」
「僕自身はこの挑戦に適していると思うし、チームにもフィットできると思う。チームの成功を手助けし、プレーヤーとして成長し、チームを改善するためにできることは何でもするつもりだ」