国民生活センターは12日、大手インターネット通販サイトで購入できる自転車用ヘルメットについて、国内外の規格に適合していない商品が数多く流通しており「衝撃吸収性などで性能が低い」と注意喚起した。4月からは全自転車利用者にヘルメット着用の努力義務が課されている。
センターによると、現在国内で自転車用ヘルメットの安全性に関する公的な規格や基準はないが、製品安全協会が定める任意規格「SG基準」に対応したマークや、欧州の規格に適合していることを示す「CEマーク」がある。
センターは「適合マークのあるものを選ぶように」と呼びかけている。