飲酒運転根絶へ…高校生が演劇制作 あす本番

あす13日は「飲酒運転根絶の日」です。札幌の高校生が道警と連携し、事故防止を訴える演劇を制作しました。本番に向け稽古に奮闘しています。道警と高校生が連携した演劇は、昨年続いて2回目で、今年は札幌西高校演劇部が制作しました。若年層やその親の世代に飲酒運転の根絶を呼びかける狙いがあります。

20分間のオリジナル演劇「心の放課後」では、3人の高校生が「飲酒運転」をテーマに演劇づくりに取り組んでいたある日、主人公の姉が飲酒後の運転で事故を起こしてしまいます。「高校生なので飲酒も運転もしない。現実的ではない」という考え方から3人は自分事として考えるようになっていきます。

「飲酒とか運転とか私たちは一切したことがないので、飲酒運転について何も知らないけれど飲酒運転を無くしたいという気持ちはあるというメッセージを込めた。「飲酒運転」という題目で私たちが演劇することで伝わることがあると思う。私たちの力で届けることができたら」(札幌西高校演劇部員)

高校生による演劇は、あす13日に札幌で行われる「飲酒運転根絶の日決起大会」で披露されます。関係者のみの観覧ですが、演劇は道警の公式ユーチューブで公開される予定です。

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