中古車の登録台数が最低に 23年上期、価格は高水準

 2023年上半期(1~6月)の国内の中古車登録台数(軽自動車を除く)は、前年同期比0.6%減の181万1137台だった。上半期として2年連続で過去最低を更新した。半導体の調達難で新車の販売が制限され、下取りで中古車市場に出回る車の数が不足した。需要は堅調で、価格は高水準で推移した。

 日本自動車販売協会連合会が12日発表した。中古車業者が販売した車のほか、個人間の譲渡により所有権が移転した車も含む。車種別の登録台数は、乗用車が158万209台、貨物車が18万7875台で、ともに0.6%減少した。

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