7月20日に開幕するFIFA女子ワールドカップ2023への出場が間近に迫った女子日本代表(なでしこジャパン)。
14日にユアテックスタジアム仙台(宮城)で開催される「MS&ADカップ2023」で、パナマと大会前最後のテストマッチを行う。
ここでは、なでしこジャパンの歴代ユニフォームから、女子ユニならではの独特の美を感じる「世界に誇るべき5着」をご紹介したい。
2014 ホーム
なでしこジャパン 2014 adidas ホーム ユニフォーム
背中にあしらったピンクの「結束の一本線」が印象に残るデザイン。このユニフォームを着た2015年W杯カナダ大会は決勝でアメリカに敗れて準優勝に終わった。
通常のネームナンバーの色はホワイトだが、W杯本大会とその直近のフレンドリーマッチではピンクの特別仕様を付けている。
2012 ホーム
なでしこジャパン 2012 adidas ホーム ユニフォーム
中央の一本線で「どんな逆境にも負けず、困難な相手にもひるまない、チームとサポーターの結束」を表現したデザイン。
ダークブルーにピンクの組み合わせが鮮やか。準優勝したアルガルヴェ・カップなどで着用し、ロンドン五輪では大会規定に合わせて一部仕様を変更し着用した。
2012 アウェイ
なでしこジャパン 2012 adidas アウェイ ユニフォーム
男子のユニフォームは前面に八咫烏(やたがらす)をデザインしていたが、女子は「なでしこジャパン」の由来である撫子(なでしこ)の花をピンク色で美しく描く。
2012年夏のロンドン五輪では真っ赤な特別ユニフォームを着用したため、このユニは残念ながら使われなかった。
2010 ホーム
なでしこジャパン 2010 adidas ホーム ユニフォーム
「革命の羽モデル」と呼ばれる2010ユニフォームで、前面に描く“八咫烏(やたがらす)の羽”グラフィックが特徴的。パイピグなど各部を彩るピンクも綺麗なデザインだ。
発売当時のキャッチコピーは“革命に導く羽”で、この革命とは岡田武史監督(当時)が目標に掲げた「W杯ベスト4入り」を指している。男子は残念ながらベスト16に終わったが、翌年に女子がW杯を初優勝し見事に革命を成し遂げた。
2023 アウェイ
なでしこジャパン 2023 adidas アウェイ ユニフォーム
まだ世界のサッカーファンにはさほど知られていないが、世界各国のユニフォームファンは絶賛する2023アウェイモデル。
2023女子W杯に向けて投入したアウェイユニで、日本代表史上初となる女子専用の完全オリジナルデザインが誕生した。
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澄んだ空気の中でしか見ることのできない「幻想的な朝の空模様」を表現し、“カワラナデシコ”の花をモチーフにグローパープルを基調としたグラデーションが美しい。
W杯は9大会連続9回目の出場となる日本。今大会ではグループCに所属し、スペイン、コスタリカ、ザンビアと対戦する。初戦は7月22日のザンビア戦だ。
レアで懐かしいユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。“あの頃”を思い出すユニの数々は見るだけでも楽しいはず!