サッカー天皇杯 神戸がJ2磐田に快勝、ベスト16入り 前半だけで4得点

ヴィッセル神戸のエンブレム

 サッカーの天皇杯全日本選手権は12日、3回戦16試合が行われ、4大会ぶりの優勝が懸かるJ1ヴィッセル神戸は敵地ヤマハスタジアム(静岡県磐田市)でJ2ジュビロ磐田と対戦し、5-2で快勝してベスト16に進出した。

 神戸は、7日のJ1アルビレックス新潟戦で欠場したDF本多が先発に復帰。ほかにDF飯野や、22歳のMF川崎らがスタメンに名を連ねた。

 前半だけで4得点と畳みかけた。13分、右ショートコーナーから初瀬のリターンを受けた汰木(ゆるき)がクロス。山口のシュートは阻まれるも、こぼれ球を斉藤が押し込んで先制した。

 追加点は24分。佐々木のパスがカットされたこぼれ球を川崎が奪い、ペナルティーエリア内の左から決めた。続いて飯野のクロスを汰木がゴールに突き刺し、さらに佐々木がドリブルから左足を振り抜く。前半を4-0で折り返した。

 公式戦で9戦無敗と好調な磐田が後半、反撃に出た。17分、舩橋のゴールで1点を返す。しかし神戸は3分後、川崎がこぼれ球を押し込んでこの日2点目を挙げ、5-1と突き放した。

 36分には磐田の古川がドリブル突破し、ゴール右を突いて2-5とした。

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