PSGがイタリアの逸材、18歳MFヌドゥールを完全移籍で獲得! ベンフィカBでプレー、5年契約

[写真:Getty Images]

パリ・サンジェルマン(PSG)は12日、ベンフィカのU-20イタリア代表MFシュール・ヌドゥール(18)を完全移籍で獲得したことを発表した。

契約期間は2028年夏までの5年間。背番号は「27」に決定した。

ヌドゥールは、セネガルにもルーツを持つイタリア人。2004年にブレシアで誕生すると、ブレシアのユースからアタランタへと移籍。2020年7月にベンフィカのU-23チームへ加入した。

正式にファーストチームへ昇格はしていないが、2022-23シーズンはプリメイラ・リーガのヴィトーリア・ギマランイス戦でデビュー。チャンピオンズリーグでもラウンド16のクラブ・ブルージュ戦、準々決勝のインテル戦でベンチ入りを果たしていた。

16歳279日でベンフィカBデビューを果たし、クラブ最年少記録を樹立。ポルトガル2部では通算57試合で5ゴールを記録していた。

190cmの長身ボランチで、左右の足を遜色なく使える能力を持っており、技術レベルも非常に高く評価されている。

ヌドゥールは「とても感動した」とPSG移籍にコメント。「複雑な感情はあるけど、パリ・サンジェルマンは多くのチャンピオンを擁している世界最高のクラブの1つであり、僕にとってこのファミリーの一員になれるのは光栄だし幸せだ」と喜びを露わにした。

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