●加賀藩の歴史親子で楽しんで/珠姫や信長ら8人、触ると名言も出現
10~11月の国民文化祭(いしかわ百万石文化祭2023)に先立ち、夜の金沢城公園を光のアートで飾るイベント「チームラボ 金沢城 光の祭」(北國新聞社特別協力)で展示される作品に、前田利家ら加賀藩ゆかりの武将ら8人が登場することが決まった。来場者が手掛けた武将らの塗り絵がスクリーン上で動く仕組みで、親子連れらに加賀藩の歴史を楽しく学んでもらう。
8人は加賀藩ゆかりの利家、お松の方、2代藩主利長、珠姫や、前田家が仕えた織田信長、豊臣秀吉、徳川家康のほか、金沢城改修に携わった高山右近。それぞれの塗り絵の台紙に色を付け、スキャナーで読み取るとスクリーンに映し出され、触ると動いたり、その人物の名言が吹き出しで現れたりする。
●8月30日発売
「光の祭」は、国民文化祭開幕の2週間前となる9月30日から、文化祭閉幕の11月26日まで。入場チケットは8月30日に公式チケットサイトや北國新聞読者サービスセンター、イープラス、県立音楽堂チケットボックスで発売し、開催中は会場で当日券を販売する。
料金は月~木曜が一般1600円(金土日祝日は1800円)、中高生800円(900円)、小学生500円(600円)で、障害者割引を設定する。チケットは日付指定券となる。
県などで組織する国民文化祭実行委はチラシやポスターを作り、県内を中心に幅広く来場を呼び掛ける。