ハンダノビッチが11シーズンを過ごしたインテルを退団、「インテル史上最高のGKの一人」と賛辞

[写真:Getty Images]

インテルは12日、元スロベニア代表GKサミル・ハンダノビッチ(38)の退団を発表した。

6月に契約満了となっていたハンダノビッチ。契約延長の可能性もあったようだが、クラブはGKヤン・ゾマー、GKアナトリー・トルビンの獲得を目指すことを決定し、退団の運びとなった。

2012年夏にウディネーゼから加入し、公式戦455試合に出場したハンダノビッチは、セリエAを1度、コッパ・イタリアを2度優勝に導いた。

レジェンドに対してインテルは以下のような声明を出した。

「ロッカールームのリーダーであり、勇気あるキャプテン。サミル・ハンダノビッチはネラッズーリのゴールを守り続けた11シーズン、これらを全て備えていた。加入当初から卓越した技術とカリスマ性を発揮し、インテル史上最高のGKの一人となった」

「455試合のうち、クリーンシートが166試合あったことがその証拠だ。インテルにおける歴代出場記録でも10位となっている。セリエA史上、外国籍選手の出場数で2位を誇ることも歴史的かつ栄誉ある偉業だった。彼を上回っているのはサネッティ(615試合)だけだ。また、セリエAにおけるPKストップは32で最多を誇っている」

「インテリスタはハンダノビッチの幸運を祈り、彼のこれまでの功績に感謝する。ありがとう、サミル!」

© 株式会社シーソーゲーム