映画『グランツーリスモ』の日本公開日が9月15日に決定。国内版本ポスターも同時解禁

 7月13日、映画『グランツーリスモ』の新情報が解禁となり、日本での上映開始日が9月15日(金)に決定された。同時に、登場人物3人とレーシングカーがデザインされた国内版本ポスターのビジュアルも初公開となった。

 2023年の1月、アメリカ・ラスベガスで開催されたCES2023のプレスカンファレンスにて制作が発表されたハリウッド映画『グランツーリスモ』。

 5月には初の予告映像が全世界に公開され、日本での公開予定は9月とされていたが、今回ついに国内の上映開始日が9月15日(金)に決定となった。

 実写映画『グランツーリスモ』の舞台となるのは、2008年に日産とプレイステーション、ポリフォニー・デジタルが共同で行ったドライバー育成プログラム『GTアカデミー』。そして物語の主人公は、実際に2011年の『GTアカデミー』でヨーロッパ王者に輝き、その後WEC世界耐久選手権や日本のスーパーGTなどで活躍したヤン・マーデンボローだ。

 この映画は、グランツーリスモシリーズで腕を磨いたマーデンボローが『GTアカデミー』やヨーロッパ各地のレースに挑戦する姿にフォーカスした物語となっている。そのため日本での彼の走りを知るファンにとっては、プロレーサーになるという夢を追う姿はもちろん、これまであまり知られてこなかった来日以前のマーデンボローの活躍を楽しめる作品となっている。

 また、監督を務めるのは『第9地区』や『チャッピー』などのSF映画作品で知られるニール・ブロムカンプで、本編には高速ドローンを使用したダイナミックな走行シーンや、グランツーリスモシリーズでおなじみの演出なども盛り込まれているという。

 さらに、日本での上映開始日決定に伴い、本作のムビチケカード(前売り券)の発売も発表された。ムビチケカードには、映画『グランツーリスモ』のもうひとつの主役ともいえるレーシングカーがデザインされており、発売日は7月21日(金)、販売価格は1600円(税込)となる予定だ。

映画『グランツーリスモ』のムビチケカード(イメージ)

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