いわゆる「コシヒカリ発言」をめぐり川勝知事が給与やボーナスを未返上のままにしている問題で、自民党会派は7月12日夜、知事の不信任決議案を提出しましたが、13日未明に行われた採決で「否決」されました。
川勝知事は12日午前の県議会で、給与やボーナスを返上するため9月の県議会で返上に必要な条例改正案を提出すると表明しました。
川勝知事は2021年、いわゆる「コシヒカリ発言」で辞職勧告決議を受けた自らのペナルティとして、給与とボーナスあわせて440万円ほどを返すとしましたが、返上しないままで県に批判的な意見が殺到していました。
県議会の最大会派、自民改革会議は12日夜、知事に対する不信任決議案を提出する事態に。
そして、13日午前1時前に行われた採決。
「不信任決議案は否決されました」
採決の結果、賛成50・反対18で、可決に必要な出席議員の4分の3以上にあたる51票を満たさず否決されました。
知事に対する不信任決議案が提出されたのは1973年以来、50年ぶりです。