県内では12日、午後5時までに熱中症の疑いで男女計15人が救急搬送された。また県内の14観測地点のうち佐野で同日の県内最高となる37.1度を観測するなど5地点で猛暑日となった。
県や県内12消防本部によると、入院治療が必要な中等症は4人で、20代、60代、70代、90代が各1人。軽症が11人だった。
栃木市内では、仕事中の男性(20)が屋内作業場で意識を失って倒れた。佐野と日光市内では、男性(76)と90代女性がそれぞれ自宅で症状が出たという。
宇都宮地方気象台によると、佐野の他、小山が36.5度、宇都宮36.1度、真岡35.9度、鹿沼が35.5度で猛暑日となった。また塩谷や五十里など6地点で最高気温が今年最高を更新した。