ラツィオ退団のミリンコビッチ=サビッチがメッセージ 「これからもずっと第2の故郷」

[写真:Getty Images]

アル・ヒラル移籍のセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(28)がラツィオに別れのメッセージを投稿した。

2015年夏に加入して以来、不動の主軸として君臨してきたミリンコビッチ=サビッチ。ラツィオとの契約が2024年夏までとなるなか、今夏も移籍話で盛り上がり、ユベントスやミランが関心を示した。

しかし、今月になってサウジ・プロフェッショナルリーグのアル・ヒラルが獲得に向けた動きを本格化。ラツィオに移籍金4000万ユーロ(約62億9000万円)、ミリンコビッチ=サビッチに年俸2000万ユーロ(約30億9000万円)の3年契約を提示して交渉がまとまり、12日に移籍が決定した。

8年間を過ごしたラツィオを去ることになったミリンコビッチ=サビッチは、自身のインスタグラムを更新。これまでのサポートに感謝しつつ、クラブの今後の成功を願うと記している。

「今日は僕にとって奇妙な日だ。みんなに別れを告げるための適切な言葉を見つけるのは難しい。ここに来てから8年が経ったけど、一緒に経験したすべてのことは忘れられないよ。コッパ・イタリア、2度のスーパーカップ、すべてのゴールとアシスト。みんなはいつも僕を支えてくれて、本物の軍曹のような強さを与えてくれた」

「このことは決して忘れはしない。いつだって、僕の心に刻まれている。ラツィオやラツィオに関わる人々、そして長年一緒に働いたチームメイトたちは本当の家族だったと思っている」

「ここで多くを学び、今の僕があるんだ。監督をはじめ、一緒に働いてくれたすべてのスタッフ、不可能と思われた結果を達成するために情熱を注いでくれたファンにも感謝している」

「サージェント(ミリンコビッチ=サビッチの愛称)としての最後の喜びはチャンピオンズリーグ出場権の獲得だった。みんながさらに多くの素晴らしいことを達成できるよう願っている」

「フォルツァ・ラツィオ! 僕にとってはこれからもずっと第2の故郷だ」

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