インテル指揮官、オナナに浮かぶ移籍話に「市場というのは予測不可能」

[写真:Getty Images]

インテルのシモーネ・インザーギ監督が元カメルーン代表GKアンドレ・オナナ(27)に言及した。

アヤックス1年目から守護神を任され、コッパ・イタリア連覇やチャンピオンズリーグ(CL)準優勝に貢献したオナナ。来るシーズンも主力として計算される存在だが、ユナイテッドの関心話も本格的な動きに移り、今やクラブ間交渉の行方次第とされる。

その間にサミル・ハンダノビッチのみならず、アレックス・コルダスの退団も決まり、後任としてヤン・ゾマーとアナトリー・トルビンが噂され、GK陣がガラリと変わりそうなインテル。S・インザーギ監督が始動するにあたっての会見でその件に触れた。

オナナのユナイテッド行きを問われると、「彼はインテルの選手であり、明日のプレシーズンに招集される」と話したが、移籍の可能性を否定せず。守護神の流失となればダメージだが、上からバックアップを約束されていると明らかにしている。

「移籍市場というのは予測不可能だ。イタリアのどんなクラブも買う前に売らないといけない。(オナナの退団は)リスクだが、私は落ち着いてもいる。クラブも、オーナーも、今季は競争力のあるインテルになると言ってくれているからだ」

イタリア人指揮官はまた、新たなGKに求められる能力にも触れ、「GKは技術的に優れていなければならない。だから、クラブと一緒になって、1人だけでなく、何人かを探している」と語っている。

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