アトレティコ・マドリーのスペイン代表FWアルバロ・モラタ(30)にもサウジアラビアからの関心が継続してあるとのこと。なんとか説得を試みるつもりのようだ。スペイン『アス』が伝えた。
これまでレアル・マドリーやユベントス、チェルシー、アトレティコでプレーしてきたモラタ。渡り鳥となっている一方で、各クラブでは一定の結果を残している。
マドリーでは95試合31ゴール、ユベントスでは185試合59ゴール、チェルシーでは72試合24ゴールを記録。アトレティコでも106試合で37ゴールを記録している。
2022-23シーズンもラ・リーガで36試合に出場し13ゴールを記録。チームの主軸としてプレーした一方で、契約は残り1年となっている状況だ。
そのモラタには、今夏の移籍市場で躍動しているサウジアラビアから巨額オファーが。年俸5000万ユーロ(約77億1000万円)という衝撃のオファーだったものの、家族の反対もありオファーを断っていた。
そのほか、トッテナム、ニューカッスル、マンチェスター・ユナイテッドのプレミア勢、古巣のユベントスも関心を寄せていたが、アトレティコは移籍金として3200万ユーロ(約49億4000万円)を要求。その結果、財政的に苦しいユベントスは撤退した。
サウジアラビア側はなんとかしてモラタの獲得を目指したいと考えており、モラタの家族のケアや更なる待遇の改善を盛り込んだオファーを出すという。
モラタは一定の結果を残しながら、スペインでは不人気。一方でイタリアではリスペクトを受けており、アトレティコを離れたい願望もあるという。
2024年にはユーロも控えており、スペイン代表としてもまだ活躍したいモラタ。果たしてどのような選択をするのか注目が集まる。