気象庁は13日(木)、向こう1か月(7/15~8/14)の天候の見通しを発表した。暖かい空気に覆われやすいため、向こう1か月の気温は全国的に高い見込み。特に、北・東日本は1週目(7/15~7/21)、西日本と沖縄・奄美は7/28ごろにかけて、気温がかなり高くなる所がありそうだ。
前線や湿った空気の影響を受ける時期があるため、向こう1か月の降水量は、北日本と東日本の日本海側で平年並みか多い見通し。なお、1週目(7/15~7/21)は東日本の太平洋側と西日本は太平洋高気圧に覆われやすく、平年に比べて晴れの日が多くなりそうだ。この方面は太平洋側を中心に、17日(海の日)ごろは猛烈な暑さに対して注意が必要となる。
高温に関する早期天候情報
九州南部、沖縄・奄美の向こう2週間の気温は、暖かい空気に覆われやすいため、かなり高い日が多くなる見込み。熱中症の危険性が高い状態が続くため、引き続き、屋外での活動等では飲料水や日陰を十分に確保したりするなど熱中症対策を行い、健康管理等に注意する必要がある。また、農作物や家畜の管理にも注意が必要だ。
早期天候情報とは
原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。
【参考】梅雨明けの平年日
九州南部 7月15日
九州北部 7月19日
四国 7月17日
中国 7月19日
近畿 7月19日
東海 7月19日
関東甲信 7月19日
北陸 7月23日
東北南部 7月24日
東北北部 7月28日