2023年版 広島県のおすすめ花火大会13選!中止情報もチェック

2020年以降、しばらくは新型コロナウイルス感染症の影響で花火大会などの大きなイベントの中止が続いていました。2023年は新型コロナウイルス感染症の5類移行、マスク着用が個人の判断になるなど、ウィズコロナからアフターコロナへと移り変わりつつあります。

そんな今年は、4年ぶり、5年ぶりに開催される花火大会や夏祭りもいくつかあります。現時点で開催が決まっているおすすめの花火大会をまとめて紹介します。

最後に、今年も中止が決まっている花火大会がありますので、合わせてチェックしておきましょう。

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目次

【福山市】福山夏まつり2023 あしだ川花火大会

【尾道市】おのみち住吉花火まつり

【呉市】呉の夏まつり「海上花火大会」

【廿日市市】吉和夏まつり

【三原市】第46回三原やっさ祭り

【竹原市】たけはら夏まつり花火大会

【府中市】備後国府まつり

【東広島市】黒瀬ふれあい夏祭り

【三次市】第34回吉舎ふれあい祭り

【庄原市】庄原夏まつり花火大会

【安芸高田市】第40回一心祭り

【江田島市】2023江田島湾海上花火大会

【大崎上島町】木江十七夜祭

中止【広島市】広島みなと夢花火大会

まとめ

【福山市】福山夏まつり2023 あしだ川花火大会

画像提供:福山市

8月13日(日)~8月15日(火)まで開催される福山夏祭りのフィナーレを飾るのは、1万6000発もの花火が上がる「あしだ川花火大会」です。

あしだ川花火大会は、なんと5年ぶりの復活!久しぶりの開催ということで、今年は今までよりも席数が増加し、多くの人が楽しめるようになりました。有料の協賛席チケット販売は7月1日からスタートしています。芦田川の両岸に個人椅子席、4人マス席、8人マス席など複数の席種が設けられています。すでに売り切れも出ているようなので、あしだ川花火大会に行く方は早めにチェックしてくださいね。

福山夏まつり2023 あしだ川花火大会

【尾道市】おのみち住吉花火まつり

「おのみち住吉花火まつり」は、海の守護神である住吉神社の例祭です。江戸時代中期、尾道の町奉行として尾道発展の基礎を築いた平山角左衛門の功績をたたえるため、そして商売繁盛・海上交通の安全を願うために始まったお祭りで、毎年旧暦6月27日前後の土曜日に開催されています。

尾道水道海上で上がる花火は、尾道側、対岸の向島側のどちらからでもよく見えますが、音楽花火は尾道側、向島の兼吉地区がよく聞こえるようです。

4年ぶりの開催となる今年から花火応援席(有料協賛席)の導入が始まりました。詳細は公式HPでご確認ください。

おのみち住吉花火まつり

【呉市】呉の夏まつり「海上花火大会」

画像提供:呉市

呉市の呉港湾で開催される「海上花火大会」は、例年10万人以上が集まる夏の風物詩になっています。海上自衛隊の艦船・潜水艦のイルミネーションをバックに見る花火は、海上自衛隊の大規模な基地がある呉ならではの魅力があります。

この日は海上花火大会に合わせて基地開放があります(18:00~22:00の間。呉地方総監部城山グラウンドにて)。花火大会ともに無料ですが、いずれも駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。

呉の夏まつり「海上花火大会」

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【廿日市市】吉和夏まつり

画像提供:はつかいち観光協会吉和支部

廿日市市吉和で開催される「吉和夏まつり」は、お盆ごろに満開を迎えるひまわり畑で行われる毎年恒例のイベントです。お祭りは昼の部・夜の部に分かれ、昼の部では「ミニひまわり鉢の販売」、「ひまわりの摘み取り」などがあります。

夜の部はステージでのゲストのライブショーがあり、そして屋台も並んでにぎわいます。中でも見どころはやはりラストを締めくくる花火です。「西の軽井沢」と呼ばれる吉和で、自然の中の夏を楽しんでみてはいかがでしょうか。

吉和夏まつり

【三原市】第46回三原やっさ祭り

「三原やっさ祭り」は市民総参加をうたう三原の一大イベントです。このお祭りのメインである「やっさ踊り」は、戦国時代の智将として知られる小早川隆景(毛利元就の三男)が三原に海城を築いたことを祝ったことが始まりだとか。毎年約7,000人が市内を練り歩きます。

3日間行われるやっさ祭りの最後を飾るのが「やっさ花火フェスタ」です。台船打ち上げを生かしたインパクトのある花火をぜひ体感してください。

第46回三原やっさ祭り 2023やっさ花火フェスタ

【竹原市】たけはら夏まつり花火大会

画像提供:竹原市観光協会

広島県竹原市高崎町のJ-PWOERグラウンド沖で開催される「たけはら夏まつり花火大会」。約3,000発の花火が海上の台船から打ち上げられ、夏の終わりを飾ります。堤防には露店も並ぶので、花火とあわせて楽しんでください。

たけはら夏まつり花火大会

【府中市】備後国府まつり

画像提供:備後国府まつり実行委員会事務局

「備後国府まつり」は、府中市のイベントとして1963年から続く歴史あるお祭りです。現在まで何度か名前を変えながら、今年はついに60年の節目を迎えます。

備後国府まつりは15:00からの開催ですが、子ども向けのイベントはお昼12:00からスタート。盆踊りやライブ、パレードなど盛りだくさんのイベントです。花火大会は20:30から桜が丘グラウンドにて開催されます。また、20:00からは府中学園グラウンドにて「手筒花火」も見られます。広島県内ではとても珍しいので、花火大会の前にぜひこちらも楽しんでください。

備後国府まつり

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【東広島市】黒瀬ふれあい夏祭り

画像提供:黒瀬商工会

東広島市黒瀬町では、「黒瀬ふれあい夏祭り」が開催されます。黒瀬町のグルメや特産品が並ぶほか、魅力的な屋台もたくさん並びます。ゲストとして、お笑い芸人の小島よしおさん、バルーンアーティストmerryballoonのメリィさんが登場することが発表されています。

夏祭りの最後を締めくくる花火大会は21:00から開催。鮮やかな大輪の花が夏の夜空を飾ります。

黒瀬ふれあい夏祭り2023

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【三次市】第34回吉舎ふれあい祭り

画像提供:吉舎町自治振興連合会

三次市吉舎町の「吉舎ふれあい祭り」は、灯ろうと花火の祭典として毎年8月15日に開催されています。馬洗川沿いに大小さまざま約5,000個もの灯ろうに明かりが灯される様子はとても幻想的。もうひとつのメインイベントである花火大会では、例年約2,500発の花火が打ち上げられ、祭りのフィナーレを飾ります。

第34回吉舎ふれあい祭り

【庄原市】庄原夏まつり花火大会

画像提供:庄原観光推進機構

広島県庄原市の「庄原夏まつり花火大会」は2020年から新型コロナウイルス感染症の影響で中止が続いていましたが、2023年は4年ぶりの開催が決定しました。

花火大会の会場は、春は桜の名所として人気の上野公園です。上野公園の湖畔で水中花火、ナイアガラ、スターマインなど多様な仕掛け花火、打ち上げ花火が上がる様子は圧巻です。

庄原夏まつり花火大会

【安芸高田市】第40回一心祭り

画像提供:安芸高田市観光協会

安芸高田市吉田町は、戦国時代の武将・毛利元就ゆかりの地です。2023年はちょうど元就の郡山城(吉田町)入城から500年の節目を迎える記念の年。そして吉田町の夏の恒例イベント「一心祭り」も40回を数えます。

園児・児童・各種芸能団体等によるステージ発表、武者絵巻、一心節踊りといった催しの最後には、1,500発の花火が夜空を彩ります。

第40回一心祭り

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【江田島市】2023江田島湾海上花火大会

画像提供:江田島市

江田島市の「江田島湾海上花火大会」は、海上自衛隊第1術科学校で開かれるイベントです。

海上自衛隊の記念式典、海上自衛隊呉音楽隊などのステージショーで盛り上がり、最後は海上の台船から約2,100発の花火が打ち上げられます。大迫力の花火を間近で見られるということで、毎年人気の花火大会です。

2023江田島湾海上花火大会

【大崎上島町】木江十七夜祭

画像提供:大崎上島町観光協会事務局

大崎上島町で開催される「木江十七夜祭」は、木江厳島神社の祭礼です。昼間の10:00からは各地区から4隻の櫂伝馬(かいでんま)という早船で若者たちが速さを競い櫂伝馬競漕を繰り広げます。大崎上島の櫂伝馬競漕は、「島の宝100景」に選定されています。

夜は花火大会が開催され、海上に3,500発の花火が打ち上げられ、夏の夜の海を彩ります。

木江十七夜祭当日は島内外から多くの方が訪れますが、フェリー、バスの増便はありません。また、毎年積み残しが発生しているため、車で行かれる際は島内に宿泊ことをおすすめします。その場合も余裕をもって早めにご予約ください。

【各フェリー最終便】

・竹原行き(垂水発): 21:05
・安芸津行き(大西発):19:25
・大三島・今治行き(木江(天満)港発):18:45
・大崎下島行き(明石発):19:55

木江十七夜祭

中止【広島市】広島みなと夢花火大会

画像提供:広島祭委員会

「広島みなと夢花火大会」は例年7月第4土曜に開催される広島の夏の一大イベント。例年楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。

ここ数年は新型コロナウイルス感染症の影響などにより中止が続く中、2021年、2022年はサプライズ花火「広島ドリーム花火」が行われ、多くの人を楽しませてくれました。

2023年は開催の方向で検討を進めていましたが、観覧者のアクセスの起点となるJR広島駅南口広場等が現在工事中であり、駅から会場への観客輸送が円滑かつ安全に行うことができないということで、今年も中止が決定しました。

今年も花火大会の代わりとなるイベントを検討中とのことなので、また違った形で花火を見られるかもしれませんね。楽しみに待ちましょう!

まとめ

今年は数年ぶりに開催される花火大会、節目を迎えるお祭りなどがいくつかあり、例年以上に盛り上がること間違いなしです!花火大会で今年の夏を思い切り満喫したいですね!

各地の花火大会の開催はほとんどが7月~8月に集中しています。いずれも混雑が予想されますので、花火大会の情報をチェックして、場合によっては宿泊を検討するなど、事前にスケジュールを組んでおきましょう。

ライター 東滋実

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